背骨が左にズレることによって、左半身の形態と知覚に特異的に現れる規則性(左一側性)をもった現象。アシンメトリ現象はさまざまな疾患と連動しており、日によって左右差に増減が見られるので、体調のバロメーターともなる。くわしくは書籍『モナ・リザの左目』非対称化する人類(藤原書店)をご覧ください。
例えば…
・左目が小さい(細い)
・左の瞳が上がる
・左目の瞳孔が収縮する
・鼻が左に曲がる
・左の鼻の孔が円い
・左の口角が上がる
・左の胸鎖乳突筋がこわばる
・左の鎖骨が上体方向に上がる
・左肩が上がる
・左の鎖骨のくぼみが消える
・左の乳房の静脈が見えない
・仰向けに寝ると
左の肋骨下部が盛り上がる
・左のウエストのくびれがない
・仰向けに寝ると
骨盤の左側が上体方向になる
・仰向けに寝ると
両肩が下につかない
(スルメのように丸まる)
・左の肩甲骨が
上体方向に上がる
・左の起立筋部分が盛り上がる
・左の尻が垂れる
・左足が細い
・左のふくらはぎが硬い
…などなど
*アシンメトリ現象 記事(雑誌掲載 イラスト制作 りえぞう様)