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エッセイ  ·  2019/01/11

シンメトリー研究者にとってのマーティン・ガードナーとヘルマン・ヴァイル

新版 自然界における左と右
新版『自然界における左と右』
マーティン ガードナー
紀伊國屋書店
1992-05-01

 


次回のメールマガジンの題材は、マーティン・ガードナーの『自然界における左と右』を参考にしている。

これは以前、武蔵野美術大学で心理学の教授だった立花義遼先生からいただいた本である。

先生は私の研究内容を理解した上で、「私はもう使わないから」といって幾冊かの蔵書を託してくださったのだ。

自然界における左と右 (1971年)
『自然界における左と右』
マルティン・ガードナー
紀伊国屋書店
1971

 

 

そのなかにはこの『自然界における左と右』の初版本の他に、ヘルマン・ヴァイルの『シンメトリー』の初版も混じっていた。

シンメトリー
『シンメトリー』
ヘルマン・ヴァイル
紀伊國屋書店
1970-05-01

 

 
これらはシンメトリーを扱う本を読めば、必ず引用の最初に出てくる2冊である。つまりシンメトリーを研究する人間にとっての必読書なのだ。そんな本をチョイスしてわざわざ持参してくださった先生には、心から感謝している。

立花先生は私が30年ぶりに大学に顔を出したときにも「おお、君か!」といって再会を喜んでくださった。一般教養で心理学を受講しただけの一学生の私を、ずっと気にかけてくださっていたそうだ。

退官されて10年近くになる今でも、ご自宅には学生が泊まりに行っていると聞くから、いかに学生に慕われているかがわかる。

先生は演劇界でも顔が広いことで知られている。どれだけ多くの若者が先生の後押しのおかげで世に出たことだろう。

この本を眺めていると、私も先生から応援していただいていることを思い出して、少しうれしくなるのである。

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