おかげさまで、3月に『からだの異常はなぜ左に現れるのか』が増刷になったあと、次の出版の話が持ち上がっている。 出版社の意向では、2005年に出した『 腰痛は「ねじれ」を治せば消える 』の復刻版をというお話だった。...
私が大好きな西岸良平のマンガに、『三丁目の夕日』という作品がある。 実写での映画にもなったので、ご存じの方も多いだろう。 この作品の時代設定は昭和30年代だ。 コマの隅々まで、私が子供のころに見て育った風景だから、見ていて飽きない。 流行に疎い私は、マンガだけでなく音楽からファッションまで、昭和仕様のままである。...
昨年末に完売していた本(『からだの異常はなぜ左に現れるのか』)の増刷が決定しました! 中古市場にもほとんどない状態だったので、一時は1万円台でも売れていたようです。 増刷分は3月上旬には店頭に並ぶものと思われます。 これで3刷ですから、ありがたいことです。...
あるとき、武蔵野美術大学の相沢韶男先生が、リヤカーに自著を積んで売っている男に出会った。話を聞くと、これからリヤカーを引いて日本中を売って回るつもりだという。 早速、彼の本を買い求めて読んでみると、とんでもない名著であった。学生たちにもすすめ、一部地域では話題の本となった。
武蔵野美術大学には、民俗学者の宮本常一が教鞭をとっていた時期があった。美術大学であるから、ふしぎなことではある。他の大学からも引き合いはあったそうだが、宮本が師事していた渋沢敬三はうんとはいわなかった。そして、武蔵野美術大学からの誘いに対してだけ、「ここならいい」といってくれたのだという。...
新版『自然界における左と右』 マーティン ガードナー 紀伊國屋書店 1992-05-01
数年前、西洋中世美術史学者である馬杉宗夫先生から何冊かご著書をいただいた。そのなかの1冊に『黒い聖母と悪魔の謎』(講談社現代新書)があった。 『黒い聖母と悪魔の謎―キリスト教異形の図像学』 (講談社現代新書) 馬杉 宗夫 講談社 1998-07...