花山水清
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小説『ザ・民間療法』第2話 序章「医者の仕事は美術なんぞより崇高なんだ!」
小説『ザ・民間療法』 · 2023/03/25

小説『ザ・民間療法』第2話 序章「医者の仕事は美術なんぞより崇高なんだ!」

『モナ・リザの左目』非対称化する人類(藤原書店)の著者である花山水清の最新作【小説『ザ・民間療法』】を公式サイトにて連載中! 20世紀末の日本において、ある一人の男Mが齢40にして美術の世界から民間療法の世界へと飛び込んだ。彼は美術家として培った能力によって、人体にある特異な現象を発見。その意味を知って震撼する。 だがこの現象の存在を訴えるMの発言は、既存の社会からはことごとく排除されていく。この現象がもたらすインパクトはあまりに巨大で、同時代の人間の多くには全容を把握することさえできなかった。そして理解できた人間は、自らの立場を守るために沈黙し、Mにも沈黙を強いるしかなかったのである。 彼はその後もさらに現象の解明に年月を費やし、ついには老いと呼ばれる年齢を迎えた。「このままでは神から託された預言が埋もれてしまう」と焦るM。彼が見つけてきたもの、成し遂げたものとは何だったのか。果たしてその真実が正しく評価される日は来るのか。 人類史に残る発見の軌跡とともに、世界の民間療法の実像と医療の限界に迫る本稿は、「真実はフィクションのなかでのみ存在し得るのか」を探る実験小説である。

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小説『ザ・民間療法』第1話 序章「ビギナーズラック」
小説『ザ・民間療法』 · 2023/03/22

小説『ザ・民間療法』第1話 序章「ビギナーズラック」

『モナ・リザの左目』非対称化する人類(藤原書店)の著者である花山水清の最新作【小説『ザ・民間療法』】を公式サイトにて連載中! 20世紀末の日本において、ある一人の男Mが齢40にして美術の世界から民間療法の世界へと飛び込んだ。彼は美術家として培った能力によって、人体にある特異な現象を発見。その意味を知って震撼する。 だがこの現象の存在を訴えるMの発言は、既存の社会からはことごとく排除されていく。この現象がもたらすインパクトはあまりに巨大で、同時代の人間の多くには全容を把握することさえできなかった。そして理解できた人間は、自らの立場を守るために沈黙し、Mにも沈黙を強いるしかなかったのである。 彼はその後もさらに現象の解明に年月を費やし、ついには老いと呼ばれる年齢を迎えた。「このままでは神から託された預言が埋もれてしまう」と焦るM。彼が見つけてきたもの、成し遂げたものとは何だったのか。果たしてその真実が正しく評価される日は来るのか。 人類史に残る発見の軌跡とともに、世界の民間療法の実像と医療の限界に迫る本稿は、「真実はフィクションのなかでのみ存在し得るのか」を探る実験小説である。

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小説『ザ・民間療法』新連載!
小説『ザ・民間療法』 · 2023/03/17

小説『ザ・民間療法』新連載!

20世紀末の日本において、ある一人の男Mが齢40にして美術の世界から民間療法の世界へと飛び込んだ。彼は美術家として培った能力によって、人体にある特異な現象を発見。その意味を知って震撼する。 だがこの現象の存在を訴えるMの発言は、既存の社会からはことごとく排除されていく。この現象がもたらすインパクトはあまりに巨大で、同時代の人間の多くには全容を把握することさえできなかった。 そして・・・

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パラレルワールドでは生き残れない
essay · 2021/01/29

パラレルワールドでは生き残れない

 私は西岸良平さんのマンガが好きだ。 彼のマンガには、パラレルワールドをテーマにした作品がよく登場する。 パラレルワールドとは、ある時点で分岐し、並行して存在する別の世界のことである。 人生でいえば、今の自分の人生とは全く違った人生が並行して展開していることになる。

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日本人はみそ臭いのか
essay · 2021/01/27

日本人はみそ臭いのか

海外のホテルでは、日本人の団体客が泊まったフロアはみその匂いがするらしい。 海外旅行にインスタントみそ汁を持参する人は多いから、みなホテルで一斉にみそ汁を作っているのだろうか。

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マムシが出た!!
essay · 2019/06/05

マムシが出た!!

5月も終わりのある日、近所の道路にマムシが出た。 カラスに追われてピョンピョン跳ねているのを、近くの家の奥さんが見つけて旦那さんが捕虫網で獲った。 連絡が来たので見に行ってみれば、30cmぐらいで赤茶色。

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写楽とピーター・パンと逆遠近法
essay · 2019/05/25

写楽とピーター・パンと逆遠近法

写楽「三代目大谷鬼次」

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百済観音像の脚は長いのに、なぜ日本の仏像はみな脚が短いのか
essay · 2019/05/23

百済観音像の脚は長いのに、なぜ日本の仏像はみな脚が短いのか

 私は日本でもっとも美しい仏像は、法隆寺の百済観音像だと思っている。 百済観音像といえば、飛鳥時代を代表する仏像の一つである。 その左右対称ですらりとした八頭身は、アルカイック様式を思わせる。  しかし日本では、このようなプロポーションを持つ仏像は他にはない。...

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インカの村にはたどりつけない
essay · 2019/05/08

インカの村にはたどりつけない

 昨日から、探検家の関野吉晴氏の『インカの村に生きる』という本を再読している。 ここに登場する「インカの村」とは、ペルーの標高4300mの高地にあるケロ村のことだ。 標高4300といわれてもピンと来ないだろうが、富士山よりもさらに500mも高い。  このケロ村では、インカの時代とほぼ同じ、自給自足の生活が続いている。...

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新一万円札の渋沢栄一は私の祖先である
essay · 2019/04/27

新一万円札の渋沢栄一は私の祖先である

 日本で最初に銀行を創ったことで知られる渋沢栄一が、新一万円札の顔に決まった。 選考の経緯は知らないが、彼の経歴をみれば、これまで登場しなかったのがおかしいほどだろう。 実は渋沢栄一は私の祖先に当たる人物なのである。 ただし、祖先といっても血の繋がりはない。 そしてここからの話が少々長くなる。...

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